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【ネタバレ&感想】アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第1話『「愛してる」と自動手記人形』

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アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は京都アニメーションが出版するKAエスマ文庫にて唯一の京都アニメーション大賞を受賞した小説、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のアニメ化作品です。

少し前から小説のCMを京都アニメーション作っており、その時からとてつもない作画で話題となっていましたが、ついにアニメ化となりました!

期待できます!

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作品情報

  • 原作:暁佳奈
  • 監督:石立太一
  • シリーズ構成:吉田玲子
  • キャラクターデザイン:高瀬亜貴子
  • アニメーション制作:京都アニメーション

あらすじ

4年間続いた戦争が終わったテルシス大陸での話を描く。
戦場で武器と呼称され、自身の存在価値を戦うこと以外に見出さなかった少女ヴァイオレット。
軍を辞めて彼女が就いたのはC.H郵便社での自動手記人形・代筆の仕事だった。

ヴァイオレットは先の戦いで大切に思っている人からのある言葉を聞いていたのだが、その言葉がなぜその時の自分に言われたのか理解できずにいた。

自動手記人形の仕事がその言葉の意味を見出すきっかけになるかもしれないと感んじてC.H郵便社で働きはじめる。

第1話『「愛してる」と自動手記人形」

陸軍役時代のヴァイオレットと彼女の上官ギルベルトが街を歩いているカットから物語は始まります。
街並みは中世のような背景がとても綺麗に描かれていますね。さすが京アニ。

二人は連れ添って付かず離れず歩いていて、まさに上司と部下。
ヴァイオレットの髪はボサボサですがとても綺麗な顔をしています。

何処かへ向かっている様子ですが、しかしヴァイオレットは突然立ち止まります。
彼女は出店にあった小さなブローチを見て「少佐の瞳があります」とつぶやきます。
おそらくエメラルドと思われる緑の輝きを見せるそれはギルベルトの瞳の色と同じでした。

ヴァイオレットはそのペンダントを見ていると何かを感じると、
こういうものが何と言うのか?と自分の胸に手を当てて考えています。
自分の中の感情に説明がつかないというように。

ギルベルトはとても悲しそうな目でそんな様子のヴァイオレットを見ていました。
何かを言いたそうな、しかし言えないといった感じでとても苦しそうに。

病院

目覚めるとヴァイオレットは病院で寝ていました。
どうやら入院してから120日目のベッドの上らしく、体を負傷しているようで、ヴァイオレットはぎこちない手つきでギルベルトに手紙を書いています。

怪我も回復し動作に多少の支障があるものの「職務復帰を望む」というような文面を書いていますが、なかなか手の動きがぎこちない。

彼女は先の大戦で腕を失い義手になっています。

戦争でかなり激しい戦線に彼女は居たことが伺えます。まだ完全に本調子ではない感じですね

クラウディア・ホッジンズ

アンシェル王国首都アンシュネ某所。
背の高い赤髪の男がヴァイオレットのいる病院に訪れました
男の名前はクラウディア・ホッジンズ。先の大戦ではライデンシャフトリヒ国陸軍の中佐として軍役しており、ギルベルトとは士官学校時代から親友の間柄。

ホッジンズはヴァイオレットのことを考えています。
かつて少女の存在は隠されていた。しかしその存在を知るものは彼女を「武器」と呼んでいた。
命令すれば戦う従順な人形。形だけは人だが、それは心を持たないただの道具であると。

ホッジンズの回想にはヴァイオレットが戦場で血を浴びて呼吸を荒げている光景が映し出されています。
戦争という要素が生々しく表現されています。

ホッジンズがヴァイオレットのいる部屋に到着すると、会うなりギルベルトの所在を問われます。
ギルベルトに対するかなりの忠誠心が伺えますね。

ヴァイオレットはギルベルトの怪我の具合や安否などをしつこく聞いてきますがホッジンズは苦い顔をして言葉を詰まらせます。

話を変えて、ヴァイオレットの退院の許可が出たためホッジンズが迎えに来たと説明されます。

そこで目の前の男が中佐であることを今思い出したという感じでヴァイオレットは「失礼しました」と敬礼の姿勢をとり謝ります。

かなり軍で鍛えられたからなのか、怪我をしていても上官を敬礼で迎える。規律正しく真面目です。

ベッドに備え付けられた机の上には紙とペンが置いてあります。

それを見たホッジンズは何をしていたのかをヴァイオレットに問うとギルベルト少佐に手紙を書いていたと話します。
ここでギルベルトの所在について思い出したようにさっきの質問の答えを再び聞きだそうとするヴァイオレット。

まっすぐな彼女の瞳はとても真剣です。

少し黙って、ホッジンズはギルベルトから頼まれてこの場所に来たと説明します。
それを聴いたヴァイオレットは心の底から安心したような表情を見せます。

ギルベルトにいつ合流すればいいのか?彼女はそれが自分の当たり前の姿勢だというようにホッジンズに聞きますが、答えず、とにかく着替えるように促されます。

退院

ヴァイオレットはホッジンズに連れられ病院を後にすることに。

出て行く際に、今更届いたいうヴァイオレットのトランクを渡されます。
しかし中身を確認するとエメラルドのブローチがありません。

そのことに気づいたヴァイオレットは慌てて立ち上がりブローチを探しに行こうと走り出しますが、ホッジンズに止められてしまいます。

なぜヴァイオレットがここまで必死になるのでしょうか。

ギルベルトに頂いたものだと説明していることからかなり大切にしていたようです。

冒頭のヴァイオレットとギルベルトのカットはエメラルドのブローチを買ってもらう前のシーンということでしょうね。

何か二人は軍の上司と部下という縦の関係だけではなく特別な関係にあるように思われますね。

ホッジンズは自分が代わりに探しておくからと、今はとりあえず付いてきてほしいと伝えます。それがギルベルトからの命令なのだと。

命令という言葉を聞いてヴァイオレットは渋々、「わかりました」と従います。ここにも彼女の忠誠心の強さが表れていますね。

車での移動中、ヴァイオレットは次の命令がいつもらえるのかを気にしていると呟きます。

両腕が包帯でぐるぐる巻きになっているにも関わらず戦線復帰を強く望んでいるようです。

ホッジンズは話を遮り、退院祝いにと三つのぬいぐるみをヴァイオレットに差し出します。

子犬、猫、うさぎのぬいぐるみがありどれかを選んでほしいというのですが、ヴァイオレットは不要ですと即答するのでした。
見た目は若い女性ですがあまりそういった趣味はないのでしょうか。

それでもホッジンズに捲し立てられ、子犬のぬいぐるみを選んだヴァイオレット。
なぜ子犬なのかと聞かれるとギルベルト少佐の兄に「お前はギルベルトの犬だな」と言われたためだと語ります。

なんという皮肉。しかもそれを額面通り受け取るヴァイオレットはちょっと天然娘なところがある?

ヴァイオレットの回想

薄暗い豪のような場所でギルベルトが血まみれの状態で座り込んでいます。

身体はボロボロ、息も絶え絶えに、ヴァイオレットに語りかけています。

ヴァイオレットは涙を流しながら見ています。

そしてギルベルトから「君は生きて自由になりなさい」と言われます。

ギルベルトは重傷を負って助かる見込みがない様子です。

それからヴァイオレットに対して「心から……」と言いかけますが回想はそこで終わってしまいます。

果たして何と言おうとしたのでしょうか。
これまでのヴァイオレットとギルベルトの親密さがうかがえる要素などから考えるに、続きは”あの”言葉しか考えられないですが……。

エヴァーガーデン家

船に乗って移動するヴァイオレットと、ホッジンズ。ライデンシャフトリヒ首都ライデンに到着。

この場所にはギルベルトの親戚であるエヴァーガーデン家があり、戦後はヴァイオレットがそこで暮らせるように手配していたとのこと。

エヴァーガーデン家ご夫妻も喜んで身元引き受け人となることを了承していたようです。

屋敷に到着してすぐホッジンズは仕事があると会社に戻ろうとしました。
しかしヴァイオレットは何やら不服そうです。

エヴァーガーデン家のティファニー夫人が気を使い、「私を本当の親だと思って」と気さくに話しますが、ヴァイオレットはそれを否定。
自分にはもともと親がいない。だから代わりも不要であると正直に言います。

ヴァイオレットはすごく、空気が読めないというか読む必要がなかったというか……。正直者すぎますね。

ヴァイオレットがこの場所で幸せに暮らすことがギルベルトの望みだとホッジンズは伝えます。

ヴァイオレットは「なぜ少佐は自分をエヴァーガーデン家に置くのか」と疑問を投げかけます。腕を失い義手になったからなのか。自分はまだ戦えると唱えますが、

ホッジンズはもう戦争が終わったのだとそれを諭します。

その言葉を聞いたヴァイオレットは、「自分は少佐の道具である、しかし戦争が終われば道具は不要になるので処分されるべきだ」と小さくこぼします。
「捨ててください」と。

C.H郵便社

大きな邸宅に訪れたホッジンズとヴァイオレット。
そこは軍を辞めたホッジンズが商売をしたいとのことで買い取った場所。今はホッジンズが社長の郵便社となっているようです。

職員やお客さんで結構賑わっています。

郵便社の仕事は手紙を届けたり代筆したりすることで、時代性を感じますね。
代筆業はまだ字が書けない人が多いため成り立っているとのこと。

ギルベルトからヴァイオレットのことを託されたと言うホッジンズは、自分のことを役に立たないと言ったヴァイオレットをまだ役に立つからここで働いてほしいと、命令を下します。

早速ポストマンとしての職務任されたヴァイオレット。
同僚の青年、ベネディクトにやり方を教えてもらい郵便物の振り分けの仕事をすぐにこなします。

その作業スピードは相当なものでその日の夕方になるうちに大量にあった郵便物を住所べつに分けてしまいました。
任務遂行能力だけは群を抜いています。

ヴァイオレットの今後の暮らしはホッジンズのC.H.郵便社の屋根裏部屋に住まわせてもらえることになりました。
エヴァーガーデン家から離れることにはなりましたが、ヴァイオレットが成人するまでの間、身元引き受け人になってくれるとのこと。

優しい!

ヴァイオレットの身体は燃えている

その日の夜。
ホッジンズとヴァイオレットが二人で歩いています。
そこでホッジンズはヴァイオレットの身体は燃えて火傷していると語りかけます。

郵便社で働くことで、今後多くのことを学び自分自身でそのことに気づく日が来るだろうと。

ホッジンズはなぜヴァイオレットの身体が燃えていると形容したのか気になりますね。

ヴァイオレットはその言葉を額面通りに受け取り「身体は燃えていません、おかしいです」と返します。

ヴァイオレットは行間や文脈を理解することができない感じですね。

ホッジンズは軍にいた頃、ヴァイオレットを見ておりそのときに何かを感じたということでしょうか。
どうもそのときに見過ごした自分を今の今までずっと気にしていた感じです。

ギルベルトからヴァイオレットのことを託されたことをある意味機会だとヴァイオレットに優しく語りかけます。

「愛してる」の意味

次の日。
ヴァイオレットが窓を拭いていると郵便社に男性のお客さんが訪れます。字がかけないので代筆で手紙を書いて欲しいと。

田舎にいる幼馴染が別の男との縁談があるという話を聞きつけたため、手紙で伝えたいことがあるという。

しかしヴァイオレットは代筆ではなくポストマンなので別の女性が代筆することに。

手紙の内容はいわゆる愛の告白。
「君が世界の全てだった」「君のためならなんでもできた」「君の気持ちが知りたい」といった内容です。

口頭で伝えられる愛の言葉を聞いて代筆される様子をヴァイオレットは見ていますが、同時にギルベルトのことを思い返しています。代筆を依頼した男性の胸中と自分のことを重ねているのでしょうか

最後の一文を男性が伝える前に代筆している女性が先んじて言います「愛してるでよろしいでしょうか?」と。
男性は「はい!」と感極まっているようです。

ヴァイオレットはなぜ最後の一文の「愛してる」が言葉で伝える前にわかったのか、それがわからないようです。

戦時中、ギルベルトと別れる直前にヴァイオレットに言われた一言、実はそれが「愛してる」でした。

ヴァイオレットはなぜギルベルトが自分にその言葉が放ったのか理解できなかったのです。

彼女はそのことをずっと考えていました。

そしてこの言葉の意味を理解できるかもしれないとホッジンズに頼み込んで代筆の仕事をする自動手記人形になりたいと言うのでした。

これまでギルベルトの命令に従順にしたがってきたヴァイオレットが初めて自分から何かをしたいと主張した。

ホッジンズは快く自動手記人形の仕事をヴァイオレットに任せます。

感想

なんの前情報もなく『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を視聴しました。

これまでの京都アニメーション作品にはあまり見られないような部分が多々見受けられたのが印象深いです。(照り返しの塗りとか)

1話冒頭から見られるヴァイオレットとギルベルトとの密接な関係や、「愛してる」という言葉の真意などが理解できないヴァイオレットの特異さなどが上手く演出されています。

視聴者にとっても初めの回想からギルベルトの言葉の続きが「愛してる」であることは簡単に読み取れますが、ヴァイオレットにはそれができないんですよね。この対比は素晴らしい構成です。

人の出す手紙と代筆という作品において重要そうな要素がまた優しい感じで良いですね。

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西能

アニメを見続けて数十年。 アニメの魅力や裏話を伝えていきます!

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