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【感想&ネタバレ】ドクターX~外科医・大門未知子~第3シリーズ第11話(最終回)

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さて波乱の10話を超えて最終回です!
いつものように未知子のオペ代請求を終えスキップで病院の廊下を走る昌さん、突然胸をおさえその場に倒れてしまったのが10話のラストシーンでした。

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【感想&ネタバレ】ドクターX~外科医・大門未知子~第3シリーズ第11話(最終回)

営業

医師紹介所に帰ってきた未知子は昌さんがいつまでたっても帰ってこないので、携帯で連絡を取ります。
やっと電話に出てくれた昌さんに未知子が「どこにいるのー?早く帰ってきてご飯作ってよー」と話しかけます。しかし昌さん、こう返します。

「私は事業のことで忙しいの、営業であちこち駆け回るからしばらく帰れないわ。」
それだけ言って電話を切ってしまった昌さん。
なんだよぉーと不貞腐れる未知子でした。

夢の日本医療産業機構

さて、かねてから天堂総長が設立を夢見ていた『日本医療産業機構』が発足されることが決定したようです。

それもそうです、厚労大臣の難しいオペを成功させた国立高度医療センターの天堂総長の希望なのですから。

日本医療産業機構はあらゆる部門の病院のトップに置かれる特定国立研究開発法人に位置します。
前回のオペで元気になった十勝議員がマスコミや各省庁の前で天堂総長を紹介します。

「それではご紹介します初代理事長天堂義人さんです!」
呼ばれて壇上へあがる天堂総長。
夢がかなった天堂総長、病院という病院のトップになったのです…。
生中継でニュースに流れる天堂総長の会見、医局のみんなも食い入るように見つめます。

「ほんとに作っちゃったよ」
加地先生、高松から送られてきたんでしょうかミカンをほおばりながらつぶやきます。

「天堂総長は医者として最高の権力を持つ頂点に上り詰めたんですね」
原先生も感慨深げに小さく答えます。
そんな中、中継なんて気にも留めず未知子はずっと昌さんへ連絡を取っています。
ラインのような画面で「昌さんいつかってくるのー?」「肉食べたいよー」でも返信はないようです。

西か東か

一方富士川先生、天堂総長が天堂理事になったことにより、この国立高度医療センターの「総長」の席が空く、となにかもくろんでいる様子。

「その椅子に誰が座るかっちゅう話やな…」
ちょうどそのころ海老名先生も同じことを考えていたようです。

「神様仏様天堂様…私を見捨てないでください…」
体のまえで十字を切り、神頼みしちゃう海老名先生、富士川先生は自分のほうが有利だと思って高笑いです。
ちょうど天堂総長の会見が終わったころ、医局でも東西でもめ始めました。

「この対決は西の勝利ですな、なんせ十勝議員をすくったのは西の富士川先生やねんから」
「でも!実際オペをしたのは大門先生ですよ!?」
「人聞き悪いこといわんといてぇや!」
そんな輪に入らずずっとうちわで自分を仰いでいる未知子、ふと加地先生が気になって話しかけます。

「デーモンなんだよこれ」
「十勝議員の快気祝いに秘書からもらったー」
というそのうちわ、でかでかと十勝議員の名前がはいったうちわです。
ここもオマージュで笑いをとりにきています!
少し前、本当に日本で選挙中うちわのチラシを配ってこれは選挙法違反ではないか、と揉めた事件がありましたよね。
あえてここでオマージュを放り込んでくるドクターX、おもしろいです!(笑)

蛭間

そんな時、やっと昌さんから返信がきました!きた!と喜ぶ未知子、そこにはこうメッセージが書かれてありました。

「私がいなくても、しっかり手術してがっぽり稼ぐのよ」
サメのスタンプとともに送信されてきた昌さんからの返信に上機嫌になる未知子。

「はーい!オペいってきまーーーす!」
張り切ってオペ室に向かう未知子、今日もメスを握って鮮やかに進めていきます。
そのオペ室が見える見学ルームになぜか、あの蛭間先生がいます…!何をしにきたのか…?

さあその蛭間医院長、天堂総長に会いに来たようです。
会見から帰ってきた天堂総長に挨拶をする蛭間医院長、うしろには富士川先生もいます。

「天堂総長、この度日本医療産業機構理事長ご就任おめでとうございます」
富士川の両手には大きな紙袋、中には饅頭の詰めあわせが8つも入っています。机に並べる富士川先生がこう言います。

「なにわの饅頭です」
「あなたがたも懲りないお方だ…」
どうせこの饅頭の中身は饅頭ではなく札束なのでしょう…。
蛭間医院長は十勝議員のオペが成功したのは、我々西のおかげだ、という事を宣言しに来たようです。

「それともうひとつ」
席から立ちあがって富士川先生の手を引き移動を始める蛭間医院長。

「天堂総長が、今度日本医療産業機構の理事長におなりになるということは、この高度医療センターの総長の席が空席になりますよねぇ」
二人して"総長の椅子"を眺める蛭間医院長と富士川先生。

「ここには今度、誰がすわるのかなぁ」
そう言いながら蛭間医院長は富士川先生をそこへ座らせてしまいます!秘書がやめさせようとしますが、天堂総長がそれを制止します。

「それともうひとつ、この国立高度医療センターにどうしても診てもらいたい患者がおるのです」
「どういう方でしょうか」
「私…で、ございます」
驚く富士川先生と天堂総長、西京大学病院の医院長である蛭間医院長。天堂総長は西京大学では診られないのかと問うと、小さくはい、と返事をする蛭間医院長。

「この高度医療センターのドクターのお力を借りたいのです」
「だれのです?」

執刀医

「大門、未知子先生です」
ほぅ…とつぶやく天堂総長、蛭間医院長は彼女でなければ、未知子でなければこの病気は治せないと言う蛭間医院長。
天堂総長は交換条件を出します。

「それでは富士川先生の進退と引き換えにお引き受けいたしましょう」
ええ!?と声の出てしまう富士川先生。蛭間医院長はこう返事をします。

「わかりました」
もういちどええ!?と言っちゃう富士川先生。どうやらここへ来る前に富士川先生は蛭間医院長に総長になれるよう天堂総長に言ってほしいなぁ、みたいな作戦をたてていたようなんです。

それが突然手のひらをかえされた上に、自分の立場すらあやうくなるような状況。
天堂総長の目の前でもめにもめる関西人二人。

「命、命!命には変えられんやろ!」
「冗談やないで!あんなフリーターのせいでわしの外科部長の椅子も…」
「フリーターフリーター言うな!あんたの腕ならフリーターになれるって!」
自分の命のほうが部下の進退よりもそりゃ大事です。
天堂総長が割って口出しします。

「決まりましたね」
「はい、決まりました」
しょうじきなところ決まってないけど即答しちゃう蛭間医院長。

「富士川先生…もったいない」
天堂総長の言葉に絶望する富士川先生。
総長の椅子を目の前にクビになってしまった富士川先生。その場に崩れ落ちて泣きわめいてしまいます。
その声は病院中に響きわたっています…未知子はひとこと「うるっさい」とだけつぶやいていました(笑)

術前カンファレンス

カンファレンスです。
天堂総長が総長として行うカンファレンスは今回で最後のようです、その説明を聞きながらどこかさみしそうな婦長。

海老名先生はそれより富士川先生がいないことに疑問を覚えています。
天堂総長のあいさつが終わると事務長が出てきてこう告げました。

「富士川先生は昨日付で辞表を提出されました…」
ざわつく医師や看護師、一番おどろいているのは海老名先生でしょう。
怖い顔のニヤニヤが止まりません。

さてカンファレンスに入ります。
患者の病状が説明され、カルテが映し出されます。
横行結腸がんと直腸がんの高度進行同時性多発がん、肝転移もあるというその患者。

特別にカンファレンスに参加なされます、という事務長の言葉とともに開いた会議室のドア、そこに立っているのは、あの蛭間医院長です!
加地先生や海老名先生もちろん驚きます。

「みなさん久しぶり…海老名くん、海老名ー…さとるくん」
「たかしです」
「…たかし?」
「たかしです」
ヒトボケあったところでカンファレンスに戻ります。
海老名先生がCT画像を確認し、術式などを説明しようとしますが、重たそうに口を開いた海老名先生は蛭間医院長にこういいます。

「あの、ご本人目の前にして大変申し上げにくいのですが現段階では…切除困難と判断いたします」
「うん、だよね」
「余命延長の措置をしてから、外科的切除に挑みたいと思います。」
そう言う海老名先生にくってかかる西の阿智先生、そうしえばなんだかんだと西のトップになってしまってますね阿智先生。

「海老名先生みたいにのんびりしとったら、切除どころか蛭間医院長死んでしまいますぅ」
どうしましょうかという天堂総長に蛭間医院長こう宣言します。

「フリーランスの大門未知子先生を呼んでいただけますでしょうか」
事務長がそそくさとやってきて、未知子は今オペ中だと教えてくれました。
ええぇー、不服そうな蛭間医院長。

「じゃあ、あのいつもメロン持ってるあのーあの人は?いないの?」
昌さんのことも聞いてみますが、事務長ここ最近見てないですねぇと答えるしかできません。
蛭間医院長はどうしても未知子に執刀してほしい様子、どうなるのでしょうか…

チンイツドラドラ

シーンは変わって医師紹介所。
雀卓をかこむ未知子と城之内先生、医師紹介所の医師と、なぜか白木看護師長。

婦長は上機嫌に天堂総長がいかにすばらしく、いかにすごいことをしたか!と嬉しそうに話をしています、ですが牌をとる手は止まりません。
上機嫌のまま捨てた牌であがった未知子。婦長、とたんにテンションが下がります。

麻雀しながらみんなで昌さんの心配をしています。
城之内先生が連絡したときには網走にいると、ほかの医師紹介所の医師が連絡したときには沖縄にいると。

本当に営業しているのか?と疑問がつきません。城之内先生の心配なのねーという未知子への問いかけに未知子は反論します。

「私が心配しているのは手術代!二億よ二億!!」
ブーブー文句をたれている未知子をじっと見つめしかできない婦長。

ひとり

翌日、オペが終わると昌さんへ「今日も失敗しなかったよ」と連絡をする未知子。
やっぱり未知子は昌さんのことが心配で仕方ないみたいです。

いつもの銭湯もひとりで、帰り道も一人で、医師紹介所に帰ってきても一人です。
なんだか寂しい未知子、いつか昌さんときた卓球場へ来てみました。

そこへやってきたのはなぜか原先生、どうやら未知子を探してやってきたようです。
城之内先生に聞いて未知子がいそうなところをしらみつぶしに探していた原先生、今日未知子は休みなのですがなにか急な用事があるようで病院に行くよ!と未知子を連れ出します。

「で、だれ?」
「原まもるぅー!」
まだ原先生のことよくわかってないみたいです未知子。

蛭間

さて、呼び出された未知子。もちろん急な用事、というのは蛭間医院長の執刀などの話をするためです。
病室でCT画像を見ている未知子や海老名先生、加地先生、原先生、ふと未知子がまずいねとつぶやきます。

「尾状葉に転移してるね」
途端に病室の空気が重くなります。蛭間医院長も医者は医者、それがなにを意味しているのかはわかっているようです。

「大門先生だったら私のこのがんすべて切ることができるんだよね…?」
「いたしません」
なぜかここでいたしませんの未知子。

「医者ならここにあんたの後輩がたくさんいるじゃーん!みんなでやれば?」
未知子が海老名先生達を指さしますが、全員下を向いて何も言いません。

「えー?黙っちゃうんだ?」
「黙っちゃうんだ…」
蛭間医院長ショックみたいです。

「あ、あのさ私と大門君二人にしてくれない?」
御意、と小さく言いさっさと出ていく海老名先生達。出て行っちゃうんだ…と蛭間医院長またもや悲しそうです。

二人っきりになった蛭間医院長と未知子。なんだか突然昔話を始める蛭間医院長。
子供のころ貧しかったこと、医師を目指したころのこと、未知子は聞いてあげます。
蛭間医院長も昔は崇高な志を持って医師を目指していたころがあったそうです。

「でもねぇ、病院と言う組織に入ってみるとねぇてっぺんに立ちたいという欲望がわいてきてねぇ…」
過去の過ちなのか、いろんな敵を作ってきた、いろんなひとを蹴落としてきた…と。

「海老名先生にもひどいことしてしまったなぁ…」
病室の前で立ち聞きしていた海老名先生、思わず泣いてしまいます。

「大門先生…オペをしていただいてこの命拾うことができたなら…。患者の命を救うそれだけに精進します…お願いしますオペしてください…」
蛭間医院長も泣きながら未知子に訴えます、こらえきれずに病室へ飛び込む海老名先生!

「大門、蛭間先生ここまでおっしゃってんだよ…」
「オペしてくれる?」
「いたしません」
どうやら蛭間医院長はほとんどウソ泣きだったんですが、海老名先生だけはマジ泣きだったみたいです(笑)

発見!

なぞの三問芝居を見せられた未知子。せっかく休日だったのに休日出勤になっちゃって不機嫌です。

ぶつくさいいながら病院を出ようとしたところ、見慣れたはんてんを着てスキップするおじさんが目に留まりました。
いそいでおいかける未知子、昌さんなんと病室でほかの入院患者と麻雀していました!

「昌さん!こんなとこでなにしてんの!」
「見りゃわかるでしょ、麻雀よ」
そうごまかす昌さんですが、病室のベット脇には、患者氏名のところに"神原昌"担当医のところには"天堂義人"と書いてあるプレートが下げられていました。

「営業活動なんて嘘だったんだね!?」
そのプレートを昌さんの目の前に掲げ未知子はそう言います。

「ひどいよ!私に黙って入院するなんて!どこが悪いの!?」
ここと、ここ。と手をあてる昌さん。そこは胸と脳を指していました。

「私が切る」
「お断りよ」
即答する昌さん。

「もっと安いそのへんの暇そうな医者にやらせるから大丈夫よ」
未知子が何か言いかけた瞬間、遮って麻雀を始めてしまいます。こうなった昌さんはもう何も聞きません未知子は天堂総長のところへ急ぎます。

病状

「ねぇ神原昌のカルテ見せて!」
天堂総長の部屋にやってきた未知子は、到着するや否や天堂総長にそう掛け合います。
カルテはどこ!とかってに机の上をさぐる未知子、秘書にたのんで昌さんのカルテを出してあげます。

CT画像を見た未知子は「うそ…」とこの状況を信じられないといった様子。
どうやら昌さん、肺がんをわずらっておりそれが脳に転移している模様、心臓もつかれてしまい狭心症を合併しています。

「おわかりでしょうが、手術適応外です」
「あんたそれでも医者?あきらめるの?」
そう絞り出すように聞く未知子に天堂総長は冷静に返します。

「患者は手術を望んでいません」
おどろいて固まってしまう未知子。

「あなたほどの外科医でも、できない手術はあるのです」
何も反論できずに出ていく未知子。昌さんに会いに病室へいくとそこには白木看護師長がいました。

「知ってたんだ」
きっと白木看護師長も口止めされていたのでしょう、だから医師紹介所で昌さんの話が出たときに何も言えなかったのです。

「昌さん、私が手術する」
「ばかいうんじゃないの、オペしたって余命は伸びて三か月」
「ぜったい取りきるから!」
「だめよ、もうだれにも手術できないの。手遅れってやつ、これは寿命、運命なの。あきらめなさい」
「いやだ!私あきらめない!!」
涙目の未知子を見ても昌さんは決意を曲げません。
天堂総長のつてをたよってホスピスにいく順番待ちをしていると言う昌さん。そんなことを聞きたくない未知子。

「そんなことどうだっていいよ…ねぇ昌さん!」
「私の主治医は天堂さんよ」
昌さんは天堂総長にこの先の未知子のことまでも頼んでいる様子です。突き放されたような気分になる未知子。

「昌さんともう、終わりってこと?」
少し黙ってから昌さんがようやく口にだします。

「そういうこと、わたしは豪華なホスピスでリッチに死ぬから。もう会いに来ないでね」
ぽろぽろと涙がこぼれる未知子を見たくないのかベッドにもぐりこんでしまった昌さん。

「わかったよぉ!」
そう言って未知子は病室を出ていきました。

らしさ

翌日、なんと加地先生が食堂に未知子を誘ったようです。
しかもおごり!しかもえび天二本付き!なのに未知子テンション低めです。

「お前のマネージャー入院してんだろ」
「天堂が主治医で、私は手を出さない」
「それはちょっとあんまりだよなぁ」
「だからそんな時にあんなやつのオペなんかできない!」
あんなやつ、とは蛭間医院長のことでしょう。その言葉をきいて加地先生おもわずはしを止めます。

「らしくねぇなデーモン。お前は患者を選ばない、金持ちも貧乏人も悪人もだれだろうと完璧なオペするだから失敗しないんだろ?」
そんな風に言われカチンときた未知子。

「じゃああんたらしいってなんなのよ!」
「決まってんだろ、患者の饅頭目当てだよ」
そう言ってまたそばをすする加地先生、なんじゃそれと思いながらそとの景色を見る未知子でした。

弱気の蛭間

さて蛭間医院長のオペ当日がきました。
手術台に立つのは海老名先生、阿智先生、加地先生、原先生。

オペが怖いのか、麻酔が効いてきているのか蛭間医院長、海老名先生達にここにいる私は君たちの父親だ…となにやら言い出します。

海老名先生をさして長男、阿智先生をさして次男、加地先生をさして三男、原先生をさして四男。と続けます。

「もう一人長女がいる…大門未知子という長女が…!っていうかもう長女呼んでください、大門未知子呼んでください!」
繰り返しそう言う蛭間医院長にむりやり笑気ガスを吸わせる城之内先生。

「うるさい」
城之内先生がそうつぶやくかつぶやかないかのところで眠ってしまった蛭間医院長。
結局未知子なしでオペがスタートします。

オペが進みますが、なんと十二指腸へのがん転移もしてしまっている様子。
蛭間医院長なんといっても高齢、急きょ十二指腸までも処置してしまえば予後の回復も時間がかかり、ひどい場合は回復しないでそのまま…なんてこともありえる。
4人の医師がどうするかを考えます。

「これ、インオペか?」
インオペとは、なにも処置せず、そのまま閉腹してしまうこと。
弱気になる海老名先生に加地先生が叱咤します、オペを進める加地先生が下大静脈にも腫瘍が浸潤してしまっているのを見つけます。あちこちに転移が見つかってしまいます。

インオペするべきという原先生と阿智先生、やるべきだと意気込む加地先生。海老名先生、窮地に立たされます。
そんなとき、オペ室の自動ドアが開きます。

やってきたのは、もちろん未知子です!
術野を見てあーあー、と声をあげます。

「こんなこったろうと思った!あんたら甘いんだよどいて!」
原先生を押しのけて手術台に立ちます。
腫瘍だけを切るといい海老名先生のもっていた器具を奪い取りがんがん腫瘍を切っていきます。

なんとか危ないところを脱したオペ、十二指腸は一旦処置終了、次は下大静脈へ移ります。
手際よすぎる未知子のオペの腕に阿智先生「カミワザや…」と小さく言います。
オペを終盤まで進ませた未知子「あとはできるよね」そう言って海老名先生たちにまかせオペ室を出ていきます。

真実

さてその夜、いつも通りいつもの銭湯にきた未知子、風呂上がりの牛乳をおいしそうに飲み干すと番台のおばちゃんに声をかけられました。

「ねぇねぇあんたの連れ、最近来ないじゃない。月ぎめのロッカーの代金未払いなのよぉ」
銭湯のロッカーを月単位で借り上げていたいたらしい昌さん、ロッカーの中片付けてよぉとおばちゃんに言われ未知子堂々と男湯のほうへやってきます。
男2番のロッカーを開ける未知子。なにかがどさーっと落ちてきました。
落ちてきたのはなにか封筒とファイル。ロッカーの奥にはうずたかくつまれた札束がありました!

「なにこれ…」
未知子が驚いていると落ちた封筒をひろったおばちゃんがなにか怒っています。

「んもう、こんなとこに土地の権利書入れてたの?」
「なんだこれ設計図か?」
ファイルを勝手に開いてみてるおじいさんは病院の設計図かなぁ、そう言うと未知子はそれを奪い取り中身を見ます。

そこには"大門未知子外科病院"の見積もり書が入っていました。
前回昌さんが言っていた計画、本当だったんです。
なのに未知子、嘘だって言って、ペテン師なんて言っちゃいました。

「ほんとだったんだぁ…」
泣きそうになる未知子、すぐに病院へ急ぎます。

昌さん…

昌さんの病室にやってきた未知子、ですがそこには"面会謝絶"の立て札が。

「神原さんなら転院なされました」
やってきた看護師と婦長が病室に無理やり入ろうとする未知子を止めます。

「神原さんはホスピスに転院なされました、ここにはもうほかの患者さんが入院しています」
「どこのホスピス、教えて!」
「私も知りません」
そう言い患者の迷惑ですから、と病室から遠ざけられる未知子。
その面会謝絶の部屋には昌さんと天堂総長がいました。

「本当に大門先生にお会いにならなくていいのですか?」
「私ももと医者です、自分の余命はわかっています。手術したところで、たすからないことも」
「手術が成功するかしないかは神のみぞ知る、です」
少し間をおいて天堂総長、最後にもう一度聞きます。

「いいんですね?」
昌さんは天堂総長をまっすぐに見てこう言います。

「大門未知子に、失敗させるわけにはいかないので」

医者なら

翌日、天堂総長の部屋にやってきた未知子。昌さんの居場所を天堂総長に聞きに来たようです。
教えてください、と静かに頭を下げる未知子。

「蛭間先生のオペご苦労様でした、予後もよく順調です」
「そんなこと聞いてないでしょ!!神原昌が行方不明なの!!」
なりふりかまってられないように怒って叫ぶ未知子、事務長が止めに入りますがその未知子の様子にたじろいでしまうほど。

「今後は君の面倒は私がみましょう」
さっそくつれていきたいところがある、という天堂総長。

「昌さんに会わせてくれる?」

期待する未知子、それをよそに天堂総長につれてこられたのはなにやらおおきな会議場。マスコミの姿も見えます。

「ねぇなにこれ、昌さんに会わせてくれるんじゃないの」
なんと天堂総長、日本医療産業機構に未知子を連れていきたいと話し始めます。
しかも未知子のために予算を割く準備もあるとのこと。

ちょうどそのころ昌さんの容体が急変してしまいます。
ナースコールにかけつける婦長たち、加地先生もやってきます。

「デーモンどこ行った!」
口止めされている婦長、未知子に連絡をするか迷います。

「すぐに呼んでください!」
そう言う加地先生の声を後押しに婦長は未知子に連絡するように看護師に頼みます。

未知子はそんなことになってるとも知らず、無理につれてこられた会議場の真ん中に座らされています。
あんなにアルバイトだの、フリーターだの言われていたのに、ここにきて持ち上げられる未知子。
十勝議員がじきじきに契約書を差し出します。

「いたしません」
そうでしょう、いつもの未知子ならここでいたしませんが出ます、そりゃいたしませんでしょう!

「昌さんに会えると思って来たのになによこの人たち!国とか、選挙とか、意味わかんないんだけど!」
「いいから座りなさい、大門術式によって10年後の世界の一億人が救われるんです」
はぁ?と表情をゆがめ天堂総長をにらむ未知子。

「サインをしてください」
「いたしませんといったらいたしません!」
「…神原さんもそれを望んでいます」
それを聞いた未知子、はぁーとおおきなため息をつくやいなや天堂総長につっかかっていきます。

「あんた医者なんでしょ!?国とか、10年後とか、そんな御託並べてる暇あったら目の前の患者救ったら!?」
バン!と天堂総長の前にある机を勢い良くたたく未知子。

「あたしはそんなものよりたった一人の大好きな人のオペをしたいんだよぉ!」
そのまま契約書ののった机をなぎたおして出ていってしまう未知子。
会議場から出るとまた原先生が未知子を探しにきていました。
原先生に聞いて昌さんの急変を知った未知子は急いで病院へ戻ります。

未知子がのぞむオペ

あわただしくオペの準備がされています、病院へついた未知子。急いでオペに入ります。
この緊急オペなんと天堂総長の許可をとっていないそうです…!それに驚く加地先生原先生。

「いざとなったら俺の首をかけてもいい」
海老名先生、最後の最後にかっこいいこと言ってくれます!
さあ脳のオペが進んでいきますが、どこかから出血している様子ですがどこから出血してるかがわかりません。
輸血でカバーしつつ珍しく焦る未知子。

天堂総長の夢

さて未知子が荒らしに荒らして出ていった会議場。
そこに現れたのは内閣官房長官。とある書類をとりだし天堂総長に突きつけます。

なんとその手にあるのは日本医療産業機構の理事長解任の通達です!
まだできたての日本医療産業の理事長を解任されてしまった天堂総長、どうやらここまですべて国のシナリオ通りの様子です。つまり、天堂総長もはめられた。

「次期理事の任命は十勝議員にお願いします」
内閣官房長官がそう言うと十勝議員、にっこり笑って御意。と返します。

「あなたたちだけでやれるというのなら、おやりになればいい…」
失礼、とだけ言いその場から去る天堂総長。

失敗しないので

さて昌さんのオペが続いています。
処置を進める未知子、突然ちしぶきが未知子にかかります。血圧もさがり始めていますが手がとまってしまう未知子。

ふと昌さんと戦場医をやっていたときを思い出していました。
あのころ、あのとき、昌さんに言われたすべてのことを思い出して、出血を止めます。

「落ち着け落ち着け、深呼吸…」
未知子らしからぬ発言にオペ室も緊張します。

「悪いけど、昌さんのCDかけてくれない」
こんな時になぜかCDの再生を婦長に頼む未知子、何言ってんの?と城之内先生もききますが「いいから!」と音楽をかけてもらいます。

流れるのは少し前に未知子がオペして声をとりもどしたオペラ歌手のCDです。
素敵な曲が流れる中、昌さんの出血はまだ止まりません。

「大丈夫、大丈夫だよ昌さん…!やるよ昌さん…!」
ふと「未知子、失敗しないでよ」と昌さんの声が聞こえた気がした未知子。

「大丈夫、私失敗しないよ…」
そう言いながら大事な人のオペを進めていく未知子。いつのまにか見学ルームには天堂総長がいました。

大好きなひとりのためのオペ、それを必死にやっている未知子を見つめ少し目に涙がたまる天堂総長。オペ室を出て病院のエントランスの手前で止まりました、そこにはたくさんの患者さんたちが。

「医者であるべきなら、患者の前にいるべきだった…」
そうつぶやいて病院を去っていきました…。
夢だった日本医療産業の設立、夢がかなった瞬間その夢を奪い取られたはずなのにどこかすがすがしい表情の天堂総長でした。

宇宙!?

さて、昌さんのオペシーンから突然。宇宙のシーンに飛びます。
数回前にオペをした昌さんの大好きなオペラ歌手の歌が流れる中宇宙飛行士が広い宇宙を漂っています。

「未知子、いつまで遊んでんの?ロッカーに隠してあったお金全部使って宇宙なんか言っちゃってバカじゃないの?」
なんとこの宇宙飛行士だとおもった人、未知子です!!
二億使って宇宙に来てしまった未知子…すごい行動力です…!

「あ、着陸には失敗しないでよ」
「大丈夫、私失敗しないのでー」
宇宙を漂う未知子の姿で第三シーズン、これにて終了です!

まとめ

蛭間先生が病気になったり、昌さんが死にそうになったり、波乱の展開満載の最終回でした!

一番おどろいたのは未知子が貯めた二億で宇宙旅行しにいっちゃったという大オチでしょうか(笑)
未知子らしいといえば未知子らしいでしょうか。

今シーズンのラスボス?的扱いの天堂総長は他シーズンのラスボスとはまたちがった感じがありましたね。

未知子とはまたちがう正義のために突き進んでいる、そんな気分でみていました。
間違っても蛭間みたいに饅頭のために頑張っている感じはなかったですね(笑)

さて、ドクターXはまだまだシーズン続いていますよ!
第四シーズンのラスボスは?ゴールデンメンバーは出てくるの?また第四シーズンの記事もご期待くださーい!

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